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March 30, 2004

フーディーニのトリック公開計画と米国奇術界の反発

2004年6月2日に新装オープンするフーディーニ博物館(ウィスコンシン州アプルトン)でフーディーニのイリュージョントリックが公開される計画があり、米国奇術界から猛反発が起こっています。

秘密が公開されようとしているのは、フーディーニの傑作"Metamorphosis"という人体交換イリュージョンです。

この計画に対して、多くのマジシャンが反対しており、マーク・ウイルソン師やデビッド・カッパーフィールド師は、博物館館長のテリー・ベルゲン女史に対して1時間以上も電話で公開中止を説得したと伝えられています。

また、ウォルター・ブラニー師やマイケル・アマー師は抗議文書を公開しています。

しかし、博物館側は、未だにトリック公開の計画を強行しようとしており、米国奇術界は反発の度合いを深めています。

Walter "Zaney" Blaney's and the Houdini Museum

Michael Ammar Addresses Houdini Museum's Plans to Expose

Houdini Historical Center, Appleton Wisconsin.

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Comments

アメリカでも種あかし問題ですね。でもそうそうたるマジシャンがこれだけ抗議するということ自体、凄い事態ということですね。

Posted by: fujiyamax | March 31, 2004 at 01:29 AM

3月26日(金)に放送された、NBC Today Showでは、カッパーフィールド師と博物館館長のテリー・ベルゲン女史との対談が行われました。

この模様をウォルター・ブラニー師が紹介しています。

The Houdini Museum Controversy Continues
Latest Magic News - March 26, 2004

この番組で、カッパーフィールド師は、次のようにコメントしました。

I think there are lot of young magicians, and magicians all over the world, who are still using this piece of magic....for me, I can change the illusion in every show...but people who are feeding their families, or kids who are trying to start in magic who invested a lot of time in that particular illusion, it will be spoiled, and it will really be hurting people's lives.

「私は、まだマジックのこのトリックを使用している多くマジシャンが世界中にいると思います。私の場合は、すべてのショーの中のイリュージョンを変更することができます、しかし、多くの時間を投資してこのイリュージョンを実演しているマジシャンの家族や子供たちを損なうでしょう、また、それは実際に人々の生活を傷つけるでしょう。 」

しかし、テリー女史は、頑固に「私たちは展覧品を変更しないでしょう。 」と突っ張りました。

ちなみに、彼女のもとには、大量の抗議電話と電子メールが届いていると思います。

下記サイトでは、抗議キャンペーンを行っています。

AbraMagic.com

ここでは、フーディーニ博物館の電話番号とテリー女史の電子メールアドレスが記載されています。

Posted by: スティング | March 31, 2004 at 11:50 AM

The Linking Page誌の3月25日号でもフーディーニ問題が取り上げられています。

HOUDINI'S METAMORPHOSIS TO BE EXPOSED
The Linking Page - Magic Newswire

この記事によると、フーディーニ博物館に多数の展示品を貸し出していた収集家のSidney Radner氏(84歳)は、今回の計画に腹を立て、展示品を引き揚げて、ラスベガスに荷物を送ってしまったそうです。この道具は最近までラスベガスのベネチアン・リゾート・ホテルカジノで展示されていました。

フーディーニは死ぬ時に、彼の道具を兄弟のHardeen氏に託しました。フーディーニの遺言では、Hardeen氏が死んだら道具を全て焼き捨てるように書かれてあったそうです。
しかし、Hardeen氏は1930年代のマジック大会で会ったRadner氏に道具の大部分を渡してしまいました。そして、この道具はアプルトンのフーディーニ博物館で展示されていました。Radner氏が所有する収集品は総額約400万ドル(4億円)の価値があると推定されていますが、「道具をアプルトンに戻したくない。それは、マジックの秘密を暴露するような博物館に私の名前を残したくないからです。」とコメントしています。

Posted by: スティング | March 31, 2004 at 08:38 PM

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